Workflowyってなんだろう?コンセプトと世界観

Workflowyの使用用途は人それぞれだと思う。
ブログ、論文、タスク管理や、To Doリスト、アイデアノート等など。
Workflowyは皆に提供されている道具だから、誰もが自分で用途を決めて使えばいいだろう。
しかし、ふとWorkflowyはどこを目指しているのか、どんなコンセプトで造られたのだろうと考えてみたくなった。
凄く発言の少ないWorkflowyだが、そもそもWorkflowy自体は自分の存在をどう定義しているのだろう?

Workflowyの発言

先ず、ログイン画面のスローガン。

Organize Your Brain
Workflowy is a notebook for lists. Use it to be more creative and productive.

ログイン後の最下層のキャプション。

Make Lists. No war.

App Storeの説明

WorkFlowy is a beautiful tool for taking notes and making lists. Simple to use, but incredibly powerful, WorkFlowy can help you manage all the information in your life.
Incredible powerful lists help you organize your life

YoutubeでのWorkflowyの紹介。
Workflowyが2010年にサービスをスタートした時の動画。

WorkFlowy is like a single piece of paper that can hold your entire brain.
It’s the first organizational tool that lets you easily organize things the way you naturally think by breaking everything down into smaller pieces and putting smaller pieces together with bigger ones, and focusing in on one thing at a time.
I use WorkFlowy for everything from brainstorming to note-taking to organizing projects to keeping a journal. It’s as easy to use as a text editor.
It can hold mountains of information without becoming overwhelming.

参照WorkFlowy – A new way to organize your brain

Workflowyの発言に対する私感

Workflowyのコンセプト

“Organize Your Brain”
このワンフレーズがWorkflowyのコンセプトを物語っていると思う。

他の発言でも目につく、Organizeという単語。
そもそも、この言葉の語源はギリシャ語のórganonという言葉に由来していて、何かを成し遂げる時に使われる道具、機器を指している。道具、機器はより効果的に目的を達する為に利用されるものだ。

語源から推測して、「組織、組織する」という言葉の意味を凄く簡単に定義してしまうと、時間やエネルギー、その枠内で最も効果的な方法で何かを行うこと、何かを行う為のフレーム、と言える。

もっとも、”Organize” という言葉のイメージは小さなモノが体系的に集まって、取り決めもしくはフレームを利用して何かを行う、と言った現代ではそんなイメージも付与されている。

この言葉の意味を組織の定義に照らして考えると、Workflowyは頭の中を組織する=考えうる最も効果的な方法で頭を使う為に設計されたと言えるかもしれない。

頭の中を組織する、じゃあどうやって?って思うわけだが、説明文を見ると具体的には、“note” “lists” という言葉を使って説明している。

言うなれば、頭の中(情報)を組織する、つまり情報を最も効果的な方法で活用する為に、文章を用い、リスト化する、という方法を採用している。

実際に情報を組織する為に体系化は不可欠だ。よって、この点でアウトライナーの構造は文章を体系化する点で非常に相性が良い。

Workflowyの活用範囲

Workflowyの使用範囲についても触れている。

その範囲は、文を書く、タスク管理をするという狭義のものではなく、説明では ‘Your life” つまり人生、人間の生きている行動範囲で使用可能なツールと語っている。

頭の中を組織というコンセプト考えればわかるように、全ての情報が頭の中に入ってくるわけだから、必然的に生きている範囲全てになるだろう。

Workflowyの世界観の大きさを感じる。

コンセプトが、”Manage Your Idea” とかだったら、もっと小さい世界観のアプリケーションになっていたかもしれない。

アウトライナー・機能について

そんなWorkflowyの世界観を考えると、なんでアウトライナーという言葉を使用していないのか少しわかる気がする。

アウトライナーのOxford living dictionaryによる定義はこんな感じだ。

A computer program, or part of a program, which allows its user to create and edit a hierarchically arranged outline of the logical structure of a document.

この定義をベースに考えると、頭の中(情報)を組織して、人間の活動範囲全てで使えるツールという概念は当てはまりにくい。

またWorkflowyの機能は他のタスク管理アプリ等と比べると遥かに少ない。その理由も理解出来る。

人生に関わる全ての情報を組織する、そのためには柔軟性が大切だ。

そのためにWorkflowyは機能でツールの役割を定義しすぎていない

Workflowyの偉大な設計思想を考えてみると、アプリの有り難みや、使用用途がはっきりするんじゃないかと。

こんなウンチクを垂れなくても、Workflowyを使えばすぐに分かることですね。ハイ。

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