海外に行って最初に考えるのが通貨の両替だろう。人民元(中国元)利用者は人口が多く日本にも多く滞在しているので両替は容易だ。日本でも様々な手段で両替出来る。
僕はあまり深く考えずに中国の銀行で換金していたのだが、後で計算してみると合計で数万円単位で損をしていた。
中国で長期生活している者の観点から現時点でベストな方法を紹介したい。
日本で両替するか否かの問題だが、圧倒的に中国で両替した方がレートが良い。
中国で両替するコトを前提に、先ず2つの選択肢から考えたい。
- 日本の銀行預金から
- 現金持ち込み
銀行預金を人民元に両替
結論から言うと、セディナカードというキャッシュカード利用があらゆる換金方法の中で現時点でベスト。
関連【試してみた】手数料わずか0.15%!海外両替が一番お得なのはセディナカードだった
特徴としてはこんな感じだ。
- 海外の引き出し手数料がかからない
- 約3日後に返済出来るので、キャッシングの手数料が0%に近い(オンラインサービスのペイジーを使用)
- マスターカードのレートで計算される
関連Mastercard® Currency Conversion Calculator
デメリット
- オンラインでの返済は楽天銀行の口座が必要
- 引き出し後の約3日後以降に自分で返済するのが少し面倒くさい
僕は今現在90%以上の日本円をセディナカードで両替している。
楽天の口座をわざわざ作らないといけない事と、返済を忘れてしまうコト以外は特に不便を感じた事はない。
基本的に中国の大手銀行ATMで引き出せる。
補足情報
引き出しの手数料はセディナに劣るが、保険の為に新生銀行、シティバンク銀行の口座を作っておくと便利。
キャッシュカードも銀行のカードも一日にATMから引き出せる限度額があるので、キャッシュカードと日本の銀行カードがあればどうしても現金が必要な時に役に立つ。
こちらも中国の大手銀行のATMであればどこでも現金を引き出せる。
僕は新生銀行の口座を利用中。
現金を人民元に両替
日本国内であれば、大手銀行、大黒屋、中国人留学生に両替してもらう方法がある。
中国国内での現金の両替は大手銀行、工商、中国、建設銀行はパスポートを持っていけば対応してくれる。レートもそんなに悪くない。
下記サイトは日本での両替時のレートが参照してあって分かりやすい。
参考中国人民元の両替手数料をお得にする男|上海に行って徹底調査!
参考日元 一站式汇率
最も手数料がかからない現金からの両替は、銀行などの警備人や両替仲介人を通しての両替。
銀行の開示しているレートと比べて少し良いレートで両替してくれる。
偽札の心配をしている人もいるかもしれないが、基本的に両替のお金をその場でATMからおろして両替してくれるので大きな問題はないだろう。(正直ATMや銀行でさえ偽札に関しては信用出来ない)
偽札が心配であれば(支付宝)Alipayを通してお金を送って貰えば安心だ。
どのように両替の仲介人を探すかだが、一つの方法として銀行の保安(警備人)に聞けば紹介してもらえるかもしれない。
デメリットを上げるとすればこんな感じ。
- 中国語力が必要
- 仲介人を探すのが少し面倒
- 個人的なやり取りなので自己責任
僕も何度か利用したが、多くのブログで言われているような偽札を掴まされたり騙されたりされたことはない。
ただし、騙そうとする人がいないワケではないので自己責任で両替してほしい。
その他の両替方法について
PayPalやBitCoinでも中国元に換金出来る。
PayPalは独自のレートが適応され、尚且つ手数料が1.2%(2017年現在)かかるので安くない。
中国人でウェブ系の仕事をしている人はPayPalを利用している人は多い。僕の友人の多くもPayPalを使ってお金のやり取りをしている。彼らの一番の悩みはどうやって人民元に交換するか、だ。
良い方法があったら教えて欲しい。
まとめ
- 銀行預金からの両替→セディナカード
- 現金からの両替→銀行の警備 or 両替仲介人
すでに中国に来てしまって、セディナカードを作れない人は次回戻った時に申し込むとして、VISA, Masterブランドのついたクレジットカードのキャッシュ機能を使って現金を引き出す事オススメする。
ちりも積もればなんとやら。1万円、2万円程度では大きな差はないが、10万円単位だと約200-500元くらいの差が出てくる。損はしたくないですな。
そうそう、ちなみ僕は現金を日本から持ち込む時にドキドキするので現金輸送は卒業した。