中国にいる僕がVPNプロバイダーについて語ってみる

ふとした事から中国人友人とVPNレビューサイトを始めることになった。
きっかけは日本語で読める事実に基づいたレビューサイトが無かった事と、自分が中国にいて詳しくなった分野だからだ。
いわゆるインターネットVPNとプロバイダーについて少し語ってみたい。

VPNは自分でも構築出来る

VPNはある程度の知識があれば、誰でもサーバーをレンタルして自分で設置出来る。僕もVultrでVPSをレンタルして使っていた事もある。

サーバー関連の会社であれば大きなバックホーンがあるので、リスク無しで運営可能らしい。
そのサーバーの質とどこまで最適化しているか、定期的なメンテナンスをどの頻度で行っているか、そこに良いVPNプロバイダーと悪いVPNプロバイダーの境界線がある。

過度にアフィリエイトに力を入れいているVPNプロバイダーも多く存在するが、だからと言って全てが悪いVPNプロバイダーという訳ではない。

利用者がいなければ良いサーバー、サービスも提供出来ないし、維持出来ない。彼らはネット上の広告やレビューサイト、ブログ等の広告に依存しているので、アフィリエイトを重視せざる得ない点も理解出来る。

良いVPNプロバイダー VS 良くないVPNプロバイダー

ある意味でVPNプロバイダーは信用を売って商売をしている。
人様のインターネットを自分が管理しているサーバーを通して目的地まで到達させる。
人んちを経由していると言ってもいい。
その「人」がどんな人で、信頼出来るかは大切だ。

昨今のVPNプロバイダーはどこもプライバー保護や、インターネットの自由化を唄っていて、どこも似たような方向性を歩んでいる。世の中信頼できないモノが多い故に本当に信頼出来るモノへの需要が高まっているのは当たり前の理屈だ。

とは言え、どのプロバイダーが信頼出来るのか、これを見極めるのは容易ではない。
実際に会社を訪れる事もできないし、サーバー情報も提示してくれる訳ではない。
ログを取っていない、第三機関や国家に提供しないと公言していても、どうやってそれを証明出来るのか。信じる為の材料が必要です。

良いVPNプロバイダー

例えば、信頼出来るVPNプロバイダーVyprVPN
彼らは積極的に会社の透明性をアピールして、どんな場所でどんな人が働いているのか、会社の経営状況なんかも公開して信頼を得ようとしている。また、キチンと会社理念に添って有言実行している所も好感が持てる。
僕はそこが好きで速度は出ないけど中国でVyprVPNを使っていた。

今僕がメインで使っているExpressVPN
実力で信頼を得たVPNプロバイダーだ。最初はアプリが凄くシンプルで、ここが凄い的な宣伝もないので他のVPNプロバイダーと大きな差を感じなかった。

しかし、どんなプラットフォームを使っても同じインターフェイスのアプリ、ホームページのデザインや、DNS情報漏れに対する対処方法、カスタマーサービスの態度等、使い込んでいくうちに何でこんなに有名になったのか分かってきた。

僕はサーバーの専門家ではないが、ExpressVPNのサーバーは他のVPNとは違うことを体感している。高性能なサーバーを確保する為に大金を注ぎ込んでいるらしい。(サポートに確認済)なので、突然低いPing値になったりしないし、速度と安定性のバランスが素晴らしい。時間をかけてキチンとメンテナンスされてると言った感じだ。

値段も高い部類に入るし、プロモーションをほとんど行っていないのに有名になっただけある。僕はExpressVPNのアフィリエイトプログラムに参加しているが、彼らはいわゆるセールプロモーションはほとんど行っていない。他のVPNプロバイダーはどこもプロモーションを展開しているのに。

とりわけ1番の魅力は中国で安定した速度で使えることだ。確かに幾つかのVPNは中国でも使用可能だ。しかし、中国で使えるVPNで、ExpressVPNより早く、安定しているVPNは今の所存在していない。

とりわけ、一時的ではなく長い間中国で使える状態を保っている事にその凄さがある。
VyprVPNやAstrilといった中国に強いとされてきたVPNプロバイダーも中国の規制に阻まれ使えなくなったり、特定のインターネットプロバイダーで速度が出なくなった。
しかし、僕が使っているここ2年間で一度もそういった現象が生じた事がない。

その安定性と速度を保っている理由の一つがChinaTelecomとのパイプがあるサーバーを所有しているからだ。CN2と呼ばれるサーバーを所有している海外VPNプロバイダーは多くない。そのためにどれだけの企業努力をしているか機会があったらインタビューしてみたい。

そんなこんなで、今ではExpressVPNは心から紹介したいと思えるVPNプロバイダーの一つになった。自信を持って紹介出来る故に、レビューサイトで堂々と1位に掲げられる。

これら2つの会社は、自分の存在意義をはっきりと認識しているからブレていないのだろう。
それとは別に残念なVPNプロバイダーも多く存在する。

良からぬVPNプロバイダー

いわゆる老舗プロバイダーで有名な数社はあぐらをかいているように感じる。
そういう会社は既に多くの顧客と、会社を支持するアフィリエイターがいて、とりあえず維持していればお金が入ってくる。だから今もとりあえずは存在している。実際僕はPから始まる老舗プロバイダー2社は好きではない。

帯域の狭いサーバーを使っている事がすぐ分かるし、キチッとサーバーをメンテナンスしてない。またサポートや会社の透明度と言った面でも信頼を勝ち得る努力を怠っているので、お金を払うに値しない。

ただ、こればっかりは良いモノを知って、比べて見て始めて分かるというのがこの世の道理。
だから比べた事がない人には縁のない話かもしれない。一応見分け方としては、VPNプロバイダーの公式ブログを見ることをオススメする。内容が浅く、書いている内容の方向性がはっきりしていないVPNプロバイダーは良くないヤツだ。

参照無料VPNの最大手Hotspot Shield VPNがユーザーデータを売っているって本当!?

参照PureVPN 偽りの「ノーログポリシー」

日本のVPNプロバイダー

身近という点では、海外のVPNプロバイダーに比べて格段に信頼度が上がるだろう。
個人的には日本のVPNプロバイダーが海外のプロバイダーに勝っている点は日本語で申し込み出来るという点以外一つもない。

僕自身、初めは日本のプロバイダーから使い始めている。ネットに名前が上がる会社はほとんど試してみた。

違いについて語ればきりがないが、根本的にバックホーンの違いが大きい。
海外大手のVPNプロバイダーはサーバー関連の大手や、ネットワークビジネスを世界展開している会社が支えている。だから世界各国のサーバーを自由に使えて、あんなに安い値段で提供出来ると言った具合だ。もし日本の企業が同等のサービスを提供したら一月幾らになるんだろうか。今でさえ海外のVPNに比べて高いのに。

あまり役に立ちそうもない事をつらつら書いてみたが、見えない世界の安全に対する認識が高まるにつれて、これから益々インターネットVPNの需要は増していくと思う。どんなVPNプロバイダーが生き残っていくんだろうか。

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