中国に4年いる僕が地元のバドミントン事情を語ってみる

Badminton rackets picjumbo com

中国に来てからぼちぼち初めたバドミントンに本格的にハマってしまった。
中国では、バドミントンは卓球に次ぐ国民的スポーツの一つ。公園から自宅マンション、会社やデパート内などいたる所でバドミントンを楽しむ事が出来る。そんな中国のバドミントン事情を紹介したい。

どれくらい普及しているか

何をもってバドミントン愛好者というか疑問だが、一般的には3億人近いバドミントン愛好者がいるらしい。毎週のようにバドミントンコートを借りて打っている人は5000万人以上とも言われている。

取り分け、広州は愛好者が多いみたいだ。中国バドミントン協会の副代表いわく、広州では300万人近い愛好者がいるとのこと。広州の人口から言えば3分の1くらいがバドミントンを楽しんでいる。

経済的な理由で都市と農村部だと都市部にバドミントン愛好者が集中しているとの事。大雑把に言ってしまえば、日本の人口の半分がマイラケットを片手に毎週バドミントンコートに足繁く通っている、そんな状況と言えるだろう。

僕はいわゆる「1.5线城市」セミ大都市にいるのだが、今まで会った人のほとんどがバドミントンが出来る、つまりシャトルの打ち合いが出来るレベルだ。コートを借りないでマンション内や公園で適当にシャトルを打っているおじさんおばさんもよく見かける。

なんでこんなに普及しているの?

バドミントンは中国で始まったスポーツではない。19世紀末にイギリスで制定されたスポーツだ。なんでこんなに普及しているのだろうか?

20世紀の頭には既に中国の海側の都市海や広州に伝わっていたようだ。中華人民共和国が建国されてからバドミントンは排斥されず、国家レベルのバドミントンチームを設立。政治的な理由から長い間国際バドミントン協会の会員ではなかったが、1980年初頭に正式に加入。その後中国人は様々な大会で好成績を収めてきた。というのが中国バドミントンの一般的な歴史だ。

僕の観点から言えば、国家が支持してきた事が第一で、次にバドミントンは中国の文化にマッチしているという点が大きいだろう。

先ず、人との繋がりを持てること、次に年齢や体力を問わず楽しめるスポーツ、そして勝負的な要素がある。

最近中国でも「ジム通い」が空前のブームだ。至る所にフィットネスクラブがオープンしている。ジム通いと違って、バドミントンは1人では成立しない。仲間がいて初めて楽しめるスポーツだ。関係を重視して、人と人との垣根が低い中国人に最適な要素が含まれている。僕もバドミントンのお陰で交友が大きく広がった。

バドミントンは小学生から80歳の老人まで楽しめるスポーツだ。実際僕の通っているバドミントンコートには小学生は勿論のこと、80を過ぎたお爺さんもよく顔を出している。シャトルを打つという行為は変わらないが、どう打つかであらゆる年齢の人が楽しめる貴重なスポーツ。

中国人は賭事が好きだ。大体どこの都市でも、道端でお金を掛けてカードゲームや中国式チェスを楽しんでいる。僕のいる都市は取り分け麻雀の普及率が凄い。バドミントンはお金をかけて打つ事はほとんどないと思うが、勝負という要素は強くある。僕は自分がしたいゲームが出来ればそれで満足だが、周りの地元友人は「勝ち」に関しての執着が凄い。

本格的に楽しむには?

土地が広くバドミントンが普及している中国はバドミントンを楽しむのに最高の場所の一つだ。都市部に住んでいれば、大体3-5キロ圏内に最低一つは室内バドミントンコートがある。

地図アプリで「羽毛球馆」なんかで検索すれば一発だ。大学内にも必ずバドミントンコートがある。一般的な有料コートは1時間 / 平日で30-60元、週末祝日で50-80元程度だ。

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入門者

入門者であれば最低3ヶ月くらいはレッスンを受ける事をおすすめする。有料のバドミントンコートには専属のコーチがいて、受付けと話せば紹介してもらえる。

コーチのキャリアによるが、省代表クラスであれば100-200元、国代表の第二クラスであれば200-350元、第一クラスだと200-500元くらいのレッスン料だ。国代表だからと言って教えるのが上手いかというとそれは別の話。基礎を覚えればバドミントンがもっと楽しくなる。

経験者は?

有料バドミントンコートはバドミントンクラブが所属していて、そこに加入するのが手っ取り早い。少し気がひける人は、人のいる時間帯に来て適当に参加させてもらう事だ。時間を決めて来ている人が多いので、決まった時間に行けば知り合いになって気兼ねなくバドれる。

爱羽客というウェブサイト、アプリを使って仲間を募ってもいい。因みにこのウェブサイトはバドミントン愛好者なら誰もが知っている情報サイトだ。アプリも提供していて、中国でバドミントンを楽しみたい僕は情報収集ツールとして最大限に活用している。ここで販売しているラケットやグッズは全て正規品なので安心だ。

折をみて、中国でのバドミントン上達方法やラケット事情を紹介したい。

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